自転車で公園を巡る旅、東京各地をご紹介!(2024年版)

東京といえば大都会のイメージですが、近所の街角にも自然が豊かな公園は数多くあります。また、自転車なら行動範囲も広がり、公園を巡る途中で新たな発見や出会いがあるのも醍醐味のひとつです。そんな自転車で出掛けたくなるような東京の自然が豊かな公園をご紹介します。

東京都内の公園

 東京というと新宿、渋谷、池袋といった大都会のイメージがありますが、ちょっと裏路地を進むと自然が豊かな公園が数多くあります。それに、季節によって色とりどりの花が咲き、春夏秋冬違った姿を楽しむことが出来ます。
 また、自然が豊かといっても池が特徴的な回遊式の公園もあれば、森林が美しい公園、川のせせらぎに癒される公園もあれば歴史を感じさせる建造物のほか、SLや歴代の電車が展示されている公園といったそれぞれ個性的な公園も各所にあり、実際に目にした時は正直驚きさえあるかもしれません。
 
 自転車を使うことで適度な運動にもなり健康的ですし、行く先々で雰囲気のよさようなレストランを見付けたり、珍しいものや興味を惹かれるようなものを発見したり思わぬ出会いがあることも醍醐味です。自転車であれば23区や多摩地区の近い場所であれば約20㎞でかなりいろんな場所に行くことが出来ます。一見20㎞というと「そんなに遠いの?」と思われそうですが、毎日通勤する訳ではないですから実際行ってみると思ったより遠くには感じないものです。

 その中からおすすめの5箇所の公園を紹介していきたいと思います。

洗足池公園

 洗足池公園は、東急池上線洗足駅の改札を出た直ぐ目の前にあります。この洗足池公園を知ったのは、モヤモヤさまぁ~ず2を見たからで、「有名なバラエティー番組で紹介された場所に行ってみよう!」という単純な発想からです(;^ω^)

ですが、この公園は池のある公園としては都内でも屈指の広さを誇りますし、池の周辺は春は桜と秋は紅葉と四季折々の景色を楽しむことが出来ます。

また、周辺には水生植物園、日蓮袈裟懸の松、弁財天社、勝海舟夫妻の墓、西郷隆盛留魂詩碑や徳富蘇峰詩碑といったスポットがあり充実した時間を過ごすことが出来ました。

洗足池全景
水生植物園
日蓮袈袈裟懸の松
弁財天社
西郷隆盛留魂詩碑
勝海舟夫妻の墓

昭和記念公園

 昭和記念公園は、立川市と昭島市にある国営公園です。立川基地の跡地にあり、園内は大きく「みどりの文化ゾーン」「展示施設ゾーン」「水のゾーン」「広場ゾーン」「森のゾーン」に分かれていて、家族連れやカップルはもちろんのこと、自然を散策する目的で一人でぶらっと立ち寄るのにもおすすめです。

 私がこの「昭和記念公園」を知ったのはテレビのお天気コーナーでこの場所から中継しているのを見たことです。公園の名前を初めて聞いたときは「昭和を記念する公園?何か凄そうな場所だな」と思い、行ってみようと思いました。特に印象的なのが、都会の喧噪を離れのどかな田舎に来たような自然が豊かな景色です。のんびりと散策し自然が豊かな田舎町の雰囲気を味わうことが出来ました。

こもれびの里その1
こもれびの里その2
こもれびの里その3
スポーツ広場前の花畑
水鳥の池
日本庭園その1
日本庭園その2

城南島海浜公園

 城南島海浜公園は東京都大田区城南島の端に位置する海浜公園です。オートキャンプやバーベキューが出来るスペースがある他、ドッグランやボードウォーク等南国のリゾートのような雰囲気を感じることが出来ます。また、東京港に出入りする大型船や羽田空港を飛び立つ飛行機を間近に見ることができます。

 私の家からこの城南島海浜公園までは30㎞程あります。当時はまだ十数㎞しか自転車で走ったことがなかったのですが、逆に30㎞も自転車で走ると足や体はどうなるだろう?と思い、実験の意味も込めて自転車で行ってみることに決めました。また、海は見たいが当時は緊急事態宣言中で電車に乗ることにも抵抗があったことも自転車に決めた理由でもありました。

 実際に行ってみると、海を見れる楽しみと新しいことに挑戦することへの楽しみもあり、思っていたより遠くには感じず早く到着した感覚でした。毎日通勤するとなると話は変わりますが、1日だけなら長距離のサイクリングも可能だと自分の体験から実感した良い経験にもなりました。また、目的地に到着した達成感と海に辿り着いた喜びにしばらく浸っていたことも良い思い出です。

つばさ浜
羽田空港
大型船と飛行機
芝生広場

石神井公園

 石神井公園は、この近辺に住む方々にとっては誰もが知っていて一度は足を運んだことがある超有名な公園です。多くの方が紹介しているのでもはや説明の必要もないと思いますが、あえて私が紹介するのは、練馬区という立地からです。人によっては自転車はおろか歩いて行くことも出来るでしょう。私も経験があることですが、自転車で行けることを知らずに何となく当たり前に電車で出掛けて、後でよくよく調べてみると、自転車で行ける距離だったということがありました。距離にしても10㎞とか20㎞という何となくの先入観で「遠いから自転車は無理だな。電車で行こう」となりせっかくの自転車の旅の機会を自ら無くしていたこともあります。ゆえに自転車で行ける有名な場所ということで石神井公園を紹介した次第です。

石神井池その1
石神井池その2
石神井池その3
三宝寺池その1
三宝寺池その2
三宝寺池その3

芝公園

 芝公園は、港区にある都市公園です。増上寺が同じ敷地にあることもよく知られていますし、ホテルや図書館といった施設も公園内にあります。そして、なんと古墳もあります。また、近くに東京タワーがあり東京タワーとのコントラストの写真を撮影する目的で訪れる方々も多くのではないでしょうか?

 私の場合は紅葉のおすすめスポットを検索している時に芝公園の紅葉と東京タワーのコントラストの写真を撮りたいと思ったことが今回芝公園に行く目的になりました。芝公園も一見すると「芝公園まで自転車?」と思ってしまいがちですが、毎日通勤するわけではなく1日だけ出掛けるだけならよい運動になるのではと思います。途中で一休みすることで、その場所で新たな発見や出会いがあるかもしれません。

もみじ谷その1
もみじ谷その2
公園内の紅葉
東京タワーバックの紅葉

全体のまとめ

 いかがでしたでしょうか?今回は自転車で行ける東京の公園ということで5箇所紹介させて頂きました。どの場所も東京都内とは思えないくらいに自然が豊かで心が癒されるのではないでしょうか?
そしてその場所に自転車で行くことで更に風やその場その場の雰囲気を感じることが出来ると思ってます。

 また、人によっては「さすがにこの距離は自転車では無理だよ。」と思われる方もいるでしょう。そんな場合は全ての行程を自転車にするのを諦めるのではなく、途中まで自転車で行ってその後電車を使うといったようにすれば無理なく行けると思います。例えば乗り換えの駅まで自転車で行くとか、少し離れれば普段通勤などで利用する路線とは別の目的地まで行きやすい路線があるならそこまで自転車で行こうとは、あるいは初めに自転車で行って途中からレンタルの自転車やあるいは電動キックボードを使うのもありだと思いますし、工夫すればいろんな方法があると思います。ご自身なりの方法を探してみるのもよいと思います。

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